アダラートには併用禁忌があり、場合によっては副作用の症状や治療薬の効果が高まる可能性があります。
血圧の上昇や低下が過度に行われると、身体には悪影響が現れてしまいます。
なのでどの治療薬であっても併用禁忌は避ける必要があります。
しかし、併用禁忌に触れていない他の医薬品との併用である場合、効果的な治療効果を期待することができます。
高血圧の改善を図る場合、アダラートと利尿剤を併用することで血圧低下の相乗効果が見込めます。
この様な効果を、薬物間相互作用と呼びます。

薬物間相互作用を上手く利用することができれば、高い効果を望むことができます。
しかし、使い方を間違えてしまうと効果が打ち消されたり、悪影響が発生してしまう可能性があります。
複数の病気を抱えている患者には効果的だとされていますが、調整や判断が非常に難しくなります。
薬物間相互作用は医師の手腕が問われる技術だと言えるでしょう。

アダラートはカルシウム拮抗薬に分類される降圧薬ですが、アダラートだけでは十分な降圧効果を得られない患者もいます。
そんな時に薬物間相互作用を期待して、アダラートと利尿剤の併用が試みられます。
利尿剤によって尿からナトリウムの排出が促進されるため、血圧が低下する効果があります。

ナトリウムは塩分の成分で、塩分を大量に摂取すると喉が渇き水分を摂取したくなります。
体内の余分な水分は腎臓から尿として排出されますが、その際に心臓がポンプ機能を発揮します。
その結果心拍出量が増加して血圧が上昇します。
利尿剤を飲むと体内の水分量が減るので、心拍出量が減るので血圧が下がります。
また、長期の服用によって末梢血管抵抗も下がるので血圧低下の効果があります。